ピンチをチャンスに変える
(静岡県掛川市のサイトより)
こんばんは。
先日、テレビで、静岡県掛川市の深蒸し茶について、大変良い話を聞いたので、シェアしたいと思います。
静岡県掛川市の掛川茶といえば、今では誰もが知っているお茶かもしれません。
なんとこの掛川で作られる深蒸し茶が、通常のお茶よりがん予防効果が高く、また飲みやすくて美味しいのだとか!
日本一ガン死亡率が低い街は静岡県掛川市だそうです。
原因を調べたら、市民がお茶をよく飲み良く食べている事が、いい影響をもたらしているようです。
このお茶が生まれた経緯。
それは、掛川市の弱みでした。
強みではなく。
静岡といえば、各地でお茶生産がさかんです。
しかし、掛川市は、日照時間が長いため、他の地域よりシブくて飲みにくいお茶しか出来なかった・・・
それを、先人たちが、研究と工夫を重ねて生まれたのが、深蒸し茶だそうです。
世界農業遺産にも認定されている、掛川市の茶草場農法。
通常より蒸す工程に手間暇かけた深蒸し。
それによって、とても飲みやすく美味しいお茶が生まれたのです!
そして、がん予防にいいという副産物まで(*^_^*)
弱みは、強みになった。
ピンチはチャンスだということ。
あきらめないことの大切さ。
成せば成る。
それらを教えてくれたストーリーでした。
普段何気なく飲んだり食べたりしているものにも、それぞれストーリーがあるんですね(*^_^*)
また、コピーライター的視点からも、気付きを得ました。
何気ないあらゆるものにストーリーがあるとしたら、このストーリーに着目すれば、いいコピーが生まれそうです。
ただの『日本茶』とか『緑茶』といわれても買わないでしょ?
でも、『世界農業遺産認定!世界でも希少価値の高い、最もがんに効くお茶』
と言われたらどうですか?
買わない理由ありますか?
がんになりたい人は別として、買いますよね?
商品の見せ方、魅せ方についても勉強になりました。